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銚子サイクリング









いきなりサイクリングの話から入りますが、一般に自転車を漕いでるときの
風圧とはやっかいなもので、サラ脚(疲れてない脚)だと非力な私でも
空気抵抗が無ければ計測器で時速60キロ以上出すのは容易いことです。

ところが実際に路面で走ってみると無風状態でも、50キロもでません、
これが向かい風となると、たとえ弱風だったとしても40キロ巡航すら
無理です、
それがどうした? と言われそうですが、私の大好きな輪行するにあたって
この風こそ体力は消耗するわ、風切り音はうっとおしいわ、
距離は稼げないわ、、  一言でまとめるなら、  ズバリ、   
             ろくなもんじゃないんです、、

これはよく人生訓などで帆船運行に例えて ”順風” といえば好都合を
意味し、反対に、”向かい風” となると、大体 ”悪条件” というと意味を
さすのと同じで、この向かい風とは、船であれ人生であれ、自転車であれ
悪条件そのものなんです。   もう、どうしようもなく嫌で嫌で、、、
いつも輪行のいい事ばかり書いてますが、いい事ばかりじゃないんです、
たまには重荷になることも書きましょう、、



向かい風以外に、この季節もう一つ厄介なのが なんてったって
             ”日焼け” でしょう、、  

爽やかな若者ならまだしも、老眼鏡を愛用する歳になった私にとって、
これまたろくなもんじゃないんです、、
悲しい話、最近この日焼について随分と焼けてしまった私に対し、
技術中に、お客さんから強烈な一言を放たれたんです、


それは、ふんふんと聞き手に回り、釣り話から釣り焼けへ、そして
日焼けへと、話題が移っていく中、鏡越しに目がチラリと合った瞬間、
お客さんサラリと一言、、

『なんだよマスター、色黒くなったら、なんだか”悪徳産廃業者”みたいだな』

            チョキチョキチョキ、、、  ピタッ、

   『へっ?、、、、、、、、、、、、、、、、産廃業者?、それも悪徳?』

   『、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。』

なんの気なしに出た一言でしょうが、これはメガトン級の衝撃でした、、、、
産廃業者だけならまだしも、”悪徳” はいくらなんでも余計でしょうよ、、
せっかくなら渡辺裕之や東幹久と言ってくれれば、鏡越しに銀翼舞う
シザースワークを披露したのに、、

まあ、焼けてしまった私にも責任があると考え、ここは百歩譲って
松崎しげるや、みのもんたあたりの譬えなら自分でも受け入れましましょう、、
          なのに、悪徳産廃業者なんて、、、、  

でも、よくよくその一言を考えうるに、世間一般では 色黒中年⇒悪い奴、って
先入観があるかもしれません、私はそうは思いませんが、多少ならずあるから
こそ出た一言かもしれません、、  
        そこで今ここで悪い中年を思い浮かべてみると、、

 思い浮かべると、、、、  悪い奴悪い奴、、  悪い中年といえば、、、、、、?

ん〜〜っ?  あっ、清水健太郎、、、 織田無道、、、  大津のイジメ校長、、






              やっぱり、、、、  そうかも、、、、




というわけで今回は風向きと日焼けの ”2大ろくなもんじゃない” を考慮し、
海とグルメと片道100キロをキーワードに絞り、風向き及び日差し方向も
考慮検討の結果、”銚子” が最適ととの答えが出ました。

理由は、やはり夏の南風を考えると、どうしても南へは向かえません、
那珂湊や大洗ですと帰りが向かい風となります、、
そうなるとやはり銚子か鹿島あたりが妥当でしょう、 このあたりだと真東へと
直進となり、行きも帰りも風の影響はあまりないはずです、、
そしてなにより豊富な海の幸、とまで目的を狭めてみれば、最適でしょう、

嬉しい事に一人で泊まってきてもいいとのお許しも出たので楽天で
一番評価の高い海辺の旅館を予約し、真夏の下、熱風そよぐ猛暑の中へ
勢いよく飛び出し、サイクリングの始まりです、、





玄関前、
SPF50の最強日焼け止めをバカ殿並に顔に塗りまくり、
両手で擦りりまくること200往復、  腕も同様、準備は万全!
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この季節なら短パンなんですが、足の日焼けすら恐れ、ナイロンパンツ、、

それにしてもいつも感じるんですが、この後ろの垂れ幕のフレーズ、、
これ、私が考えデザインして発注し掲げてるんですが、
よくよく考えうるに、このフレーズに一番そぐわない頭髪スタイルしてるのは
私ではないでしょうか、、、
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家から若草大橋までは40分、土手に上りサイクリングロードを一気に
神栖迄走り、そこから千葉県側に渡り一般道を小見川から銚子までという、
曲がるとこは2回しかない簡単コース、、

               ニッソーCC前、
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幸いにも風は無風、気温こそ高いものも日差しは、肌に優しめ、、、
誰も通らぬサイリングロードでの楽しみ、ipodを聴きながらの一人カラオケ、、
           (厳密には不法行為です、、)

      先に見えるは長豊橋、成田空港はすぐそこ、、
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ここで怪しい雲行き、、 いや、紫外線行き、、、、、、

こりゃまずい、 ということで首にタオルを巻き、顔と腕にはSPF50を追加、






いくらなんでも男のくせに、日焼けを恐れ過ぎじゃないかと
思われるかもしれませんが、、、
ここで、ちょっと長くなりますが、私が日焼けを嫌う、その理由を綴りましょう、



今ほど日焼けの害が叫ばれていなかった昭和の時代、流行(はやり)
とはおかしなもので、浅黒い肌は健康の象徴みたいなもんに思われ、
若者は皆、海だ川だ、バーベキューだといっては日焼にいそしみ、
腕を折り曲げ、見せ合っては黒さを競っていました。
当時、日焼けした肌というのはイケてる若者の象徴のようなもんでした。

それは男に限らず女性にもいえたことで、今では美白の50歳、
松田聖子ですらビックリすることに 遡ること30年、”小麦色のマーメイド” 
との歌の中で  ”私20才のマーメイド、小麦色なの、、”  などと彼女自身、
色黒を自己申告してたほどです。
まあ、実際は小麦色というよりは油揚げの様な上品な色でしたが、、
それに対し、中山美穂のデビュー当時はモロ黒での登場だったのを
私は忘れていません、、

いずれにしろ日焼けした肌とは男性であれ女性であれ、若者にとって自分を
華々しく健康的、魅力的に見せるための装いの一部のようなもんでした。

ところがそんな流行りも20年も経つと浅黒い肌の健康的な見栄えよりも
紫外線による副作用の方に皆の関心が向いてきたんです、、
もちろん美しさが商品価値のタレントさんは、長い月日の中で自身の
商品価値を落とさぬよう豊な経済力を基に日頃から容姿に対しての
投資と努力を惜しまない訳ですから若き日の美しさから妖艶な美しさへと
変化していくのは、なんの不思議もありません、、
      それこそ肌の色が油揚げから杏仁豆腐になったとしても、、

しかし我々一般庶民は相当な精神的エネルギーと資金が続かぬ限り、
そのような変化はとうてい望めるはずもなく、若かりし頃に調子込んだ奴ほど
そのツケがが後々になって出てくるもので、
私の周りには土色のシミや胡麻のようなソバカスの出現により老醜の呪縛に
苛まれ、後悔している奴がどれほど多いことか、、
その肌の色ツヤは皆、まるで油揚げが、がんもどきに変化したようです、、、
素人と芸能人を比べるのはちょっと苦しいですが、それほど避けられぬ
ものなんです、  茄子の花が必ず実になってしまうように、、

こんな無責任なこと書いてる私も御多分に漏れず、調子込んだ過去の
おかげで悲しいことに、老いさらばえた背中はシミのプラネタリウムに
なってしまいました、、 
まあ何もここで過ぎさった愚行の代償を嘆くつもりはありませんけど、
多少なりにも後悔していることは確かです、、

だからといってその愚行が無ければ ”外見の若さ” がいつまでも
続いていたとも思わないし、加齢による自然老化も十分認めます、
しかしながら私の恐るるものは、見た目の衰えを自覚するほど、
若さというものの価値の高さに気付き始め、生命固有の”老い” とは
絶対的一方通行だと認めた時、
避けられぬ自らのその”老い”というものに屈服してしまうことなんです。
そうなると若さに象徴されるアクティブさが消え失せ、気力が萎え始め
ひいては生命力の衰えをも招いてしまいます、、、
”もう歳なんだから、”とか、”若い時はOOだったのに、、”
”若くないんだから、しょうがないだろ、、”  こんな言葉が出てくるんです。
それはつまり、若さが色褪せ、身心から湧き出るエネルギッシュさが
全く無い ”モロおっさん” を意味するものであり、 それもこれも、
そこに辿り着く迄の出発点を徹底的に突き詰めてみると、
もちろん加齢による気力の衰えもあるでしょうが、ある意味
容姿の老化から来る自身の諦めも大きな原因の一つだとおもうんです。
そして日焼けはその ”容姿の老化” を間違いなく促進さすものであり
後年、見た目の若々しさを加速度的に奪ってゆくものでもあるのです。

かくして、鏡の中の老いた我が身と会うたびに、痛恨の念に駆られ、
上記の道筋を辿るわけです。
よって、”日焼け” これは、ろくでもないものと断じていいでしょう、、、
ま、むちゃくちゃな理屈ですが、要は私が日焼を嫌がってるのは、
こんな理由(先入観)があるからなんです。

これまた悲しい事ですが、見た目が老けていると、
仕事にも影響しちゃうんです、、、




              あ、建築中の圏央道の橋だ、、、、、
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ま、そういうわけで暑い中、河内町を過ぎると稲敷市へ到達、、
佐原の水郷大橋あたりまで来るともう家から30キロ以上は漕いで来ました。
あんまり暑いんでTSUTAYAで涼ませてもらい、
お礼に夜用に単行本2冊購入、
35度くらいあんじゃないのかとの外へ出、腕時計に目を向ければ11時、、
        ちょっと早いですがお昼にしますか、


幸いにもこのあたりには、ラーメン、蕎麦、とんかつ、色々なお店があり、
考えた末、寿司屋で贅沢ランチを選択、 とはいえ贅沢と言ってはみても
私の昼食の上限は1200円と決めていますでの、これ以上は別次元です、

それでも一人で美味しいものを食べると結構罪悪感ってあるんです、、、
こんな時、家人が粗末な昼食だったらどうしよう、、 とか、、、

電話をしてみるとスタッフ達と外食中、 じゃ、遠慮なくいただきます、、




チラシ寿司に天ぷら(エビ、イカ、ししとう)、茶碗蒸しが付いての1200円
でしたらまあまあでしょう、、

味は、、   もちろん美味しかった、  んですが、大食漢の私にとって
この位だと、おつまみ程度の量なので、贅沢を言うならば
これを二人前くらい食べたかった、、

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多少腹も膨れてまた銚子に向けてペダルを回し始めます、
先に見えるは東関東自動車道の橋でしょうか、、
ここでスゴイこと発見!
この利根川、海に向かって左岸なんですが、この場所何故か千葉県でした?

だからでしょうか、サイクリングロードもちょっぴり荒れてます、、
予算の差でしょうか、茨城側は全面舗装ですが千葉側は、、、、、

        走るのであれば茨城側を強く勧めます。
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サイクリングロードは小見川までしかありません、
この小見川大橋は水門になっており、水量の調整が出来るみたいです、
この場所なら上流からだけのものでなく、海からの逆流も防げ、橋下駄を
利用しているので、きっと建築コストも抑えられるんでしょう、、

こんなもっともな事書いてるんですが、実は頭の中では、

”ところで、この建設費の出所、千葉?茨城? 折半だったら茨城こりゃあ、
人口考えると割にあわないぞ” 

などと卑しくも、いつもこう金のことばっかり考えて走っているんです、、

        それだけ税金に苦しめられている証拠です、、、、、
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利根川をはさんで神栖市と東庄町を見比べると、
活気ある一大工業地帯に対し、遥かなる田圃の地平線、、

      サイクリングロードの差は法人税の差かな?
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銚子までは国道356号線をひたすら直進なので迷うことはありませんが、
なにせ古い国道なので路側帯が無い、、
道が狭いうえ大型車の通行も多いので、とにかく
怖い、危ない、気が抜けない、
恥ずかしいですがロードレーサーでフラフラ歩道を走らせてもらいました、、
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かもめ大橋(有料)も近づけば、なんとなく海も近いような雰囲気、、

けれど、暑かった、、  ここまで冷たいお茶5本は飲みましたよ、、

                 もう少し、、
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JR銚子駅を過ぎ、あの濡れ煎餅の販売でなんとか破綻を免れた
銚子電鉄沿いに犬吠埼へと向かいます、

今回のコースは、この辺り迄、全くの平坦道で、勾配となると、
海に到達する寸前にほんの少しの坂があるだけです。
そして海が見えてくると急坂を下っていくのは地形は鹿島とよく似ています、、
       


                    あ、海だ、、
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海辺を1キロも走ると前方に犬吠埼灯台が、、

知ってのとうり、この灯台は本州最東端にあり、2枚前の写真にあった
”日本一早く日の出の見られる場所” なんです、
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別に日の出なんかには全く関心の無い私ですが、実はここには今から
24年前、昭和63年の元旦に訪れた思い出の地なんです。

その時は前日、大晦日の夜、5年間勤めた理髪店を辞め、年が明け、
どういう訳か犬吠埼に来てたんです、そして、この先どうしようか、、 
と、漠然とした心境で崖上の手すりにアゴを乗せ海を眺めていました。 
お店の方とは一応、年季明け(修行終了)で円満退店ということでしたが、
後々思えば、私の代わりに5才若い青年が入店することが決まってから
すぐに年季明けを言い渡されたので、いうなれば体のいいリストラでした。

なにせ成人してから無職になったのは初めなもんなんで、それはそれは
不安でした、、 前日に135000円の給料のほかに5万円の退職金、、、
たった、たったこれだけで5年間勤め上げた職場からポイされて、
これからどうしよう、、そんな思いの中、、唇ヒン曲げては溜息ついて
いろいろなこと考えてたんです、、、、

思い返してみれば、その時は随分とお店に利用され、愚直なまでに
利益供与に尽くしたわりには、最後はこんなもんかよ、、、、
そんな思いが頭の中に充満し、肩を落として海を眺めていた24年前でした。

ところが、海ってものは不思議なもんで、生命発祥の地と言われていますが、
ひょっとしたら、生命力をも生み出す力もあるのかもしれません、
なぜなら、幸運なことにフワフワ浮かぶ海鳥を見ていると、人の意のままに
従い、動いていた5年間に対して段々怒りにも似た激情が湧き上がって
きたんです、、、、

そして、その瞬間に、ここで誓ったんです、

もうこんな思いをするのはまっぴらだと、、 チャンスやラッキーが来るのを
じっと待つ、受け身の従順人生よりも、誰よりも能動的にグイグイ前へ出ては
チャンスやラッキーを、自らこの手で鷲掴みするようなアグレッシブで
攻撃的な生き方にしようと、、、


そして、その昭和63年の元旦が私の人生、驀進モードのスタートでした。


時は折しも好景気の真っ最中、24歳の私はその2週間後、自分でも
ビックリするような行動に出たんです、、 
      

   まあこれは、いずれ書こうと決めていますんで、その時にでも、、
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      手すりが変わってるけど、たしか、このあたりだったな、、、

その時はサザエを焼く香ばしい煙が漂っていたんですが、24年経った今、
ここ犬吠崎灯台に隣接するお店は半分が無くなっていました、、、
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さすがにこのあたりは波が高いので海水浴は厳禁です、
こんないい天気だから、波打ち際すら、ほのぼの見えますが、
悪天候時には演歌の歌詞に表現される日本海並みの姿で、
三角で囲んだ東映マークが現れるのではというくらい荒々しい海なんです、、
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旅館には5時に行きますと伝えたんで、ちょっと時間つぶし、、

どうも、接客業をしてると、予約時間には敏感になってしまいます、
少しであっても時間を過ぎて着くのは、もちろん失礼にあたりますが、
べつに早く着いて待っているのは全然失礼じゃなく誠実の極み、みたいに
思ってたんですが、私が早く着くことによって、もし休憩時間中だったら
休憩終了させちゃうかな、食事中だったら早飯させちゃうかな、とか
考えちゃうんですよ、、、
気を使いすぎかもしれませんが、5分前に着く事が私の中の美徳です、、

               気ぃ、使いすぎかな、、、



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この日の宿泊は ”大徳ホテル” 楽天トラベルで検索すると一番評価が
高かったホテルです。

ホテル玄関前に着き、入り口を見ると ”松本様” の看板、チラッと中を覗くと
割烹着をかけた女将さんが、スッ飛んで出てきて迎い入れてくれました。
にこやかな笑顔とデカい声での挨拶は、なるほど好評価のはずです、、

すぐさま自転車を屋根のある場所に案内してくれたのにはビックリ、
こちらの言おうとしていることを先取りし、口より体が先に動く動作は同じ
サービス業として是非見習いたいとこです、、


この接客を見せてもらっただけでも、もはや満足でした。
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通された部屋は海の真ん前、この電柱は愛嬌としましょう。

100キロ近く走ったので、涼しいこの部屋でゴロンと転がれば、
吸い込まれるような眠気、、

晩御飯が6時半なので30分だけ、、、  大の字で睡眠、、
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5時40分に起き、さて、お風呂でも行きましょうか、、
本来早風呂の私ですが、せっかく一人旅行に来たんですから、ゆっくりと、、

誰も居なかったらお風呂の写真も、と思いカメラをタオルに包み大浴場へ
向かいます、 玄関入口の、 ”歓迎OO様” の看板は私の他には、
ひと組しかなかったので、多分お風呂は貸切でしょう、、、




すると、、、  予想通りでした、、、、

こんなに広いお風呂に一人で入れるなんて、やはり平日休みの特権です、
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お湯に浸かる前には、よ〜く体を洗ってから、、

一年に1,2回ですが、一人で旅行に来て、こう明るいうちから大きなお風呂に
ゆっくり入れるなんて自分でも猛烈に恵まれてる奴だと実感します、


そのかわり、普段は納税の為に岩窟王並みの辛抱を強いられていますが、、
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体を洗い、頭を洗い、膨潤して膨らんじゃったんじゃないかと思う程
30分以上どっぷりと湯に浸かり、風呂を後にしました、

湯気にまみれになりながら部屋への帰りみち、濡れた髪をタオルで
拭き拭き歩いてると私の部屋に晩御飯を運んでいる最中、、
首を伸ばして覗いてみると、何やらすんごいご馳走、、

左の皿にはキャベツしかないので尋ねてみると、今から揚げたての
イワシのフライが来ます、との返事、 

             クゥ〜〜〜ッ、期待できそう!!

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     『はい、おまちどうさま、揚げたてなんで熱いうちにどうぞ!』

           『ハイハイ、もちろんそのつもりです!』

お腹が減っている時のフライやコロッケの旨さは驚愕モンです、
皆さんも中学時代、部活を終えての帰り道、肉屋の前でソースをかけた
コロッケを熱ぢぃ熱ぢぃ言いながら頬張った記憶があるはずです、
あまりの旨さに夢中で食べた30円のコロッケ、、
この場面は腹の減り具合からいって、そのコロッケが
イワシフライになっただけです、


     この、ソースをかけている時の圧倒的な期待感!!
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熱々のイワシを前歯でかじり、 ”サクッ、、 ハァフ〜〜ッ!、、ハフハフ!!”  

                  『熱ぢぃ!』

すかさず、冷た〜いビールと一気飲み、、  脳天を突き抜ける旨さの残像!

       なんで? どうして?、、どうすりゃこんなに美味しいの!!
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後から知ったんですが、銚子はイワシの水揚げが日本一だそうです、
日本のイワシの水揚げ量の半分は、ここ銚子で揚がるそうです、
それだけ豊富に獲れる鮮度のいいイワシを獲れたら速攻でフライにするん
でしたらそりゃ旨いはずですよ、、

そして銚子といえば、サンマが有名なんですが、7月だったら、ちょっと早い、、
この、イワシとサンマの二枚看板とおもいきや、実はもう一つあったんです、、
              それは、、 金目鯛、
スゴイ嬉しいことに、宿泊プランを金目鯛プランにしてたんです、、

するとなんと、こんなにドでかい金目鯛がいきなり登場してました、、
                それも姿造り、、
その上、残った頭やアラは次の日の朝食でアラ煮にしてくれるとのこと、、
これ、とっても楽しみ、、
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わさび醤油をチョビットつけて、一切れ口に入れれば、これまた旨々!!
絶妙な脂ののり具合、グルメを気取るわけではないですが、お刺身はやはり
つける醤油の量と味って重要だとおもうんです、つけ過ぎると魚本来の、
微かな味を覆ってしまうし、好みの醤油以外だと味が全く変わってしまいます。

やはり千葉県生まれの茨城県民の私は、なんといっても濃口醤油です。
それを刺身の端っこにチビッと付けてワサビをチョロッと乗せるのが私流、
譬えるなら、金目⇒横綱  醤油⇒太刀持ち  山葵⇒露払い
             こんなとこでしょう、、、

そして何を言わんか、もうお分かりだとおもいますが、そう、ここ銚子はキンメ、
イワシ、サンマの名物トリオの他に醤油という金看板も持っているんです、

やはり今回、銚子にして良かった、、 もちろんこの大徳ホテルもです、、

ここで、気になるお値段ですが2名だと11000円でしたが、
1名ひと部屋だったので一泊二食で13000円でした。
一人客なのに部屋出しの夕食とはとても嬉しいサービスです。
建物の古さも、行き届いた掃除のあとがうかかえるのでまあ良しとしましょう、
料理と接客は金メダル、金額とサービスは等価交換以上のものがありました、、


          ああ、そんなことより、キンメ、キンメ、、
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その横にあった平鍋の中身はサンガ焼き(ナメロウを焼いたもの)にキンメ、
これを蒸し焼きにしてポン酢でいただきました。
この他にもイワシの酢〆や煮魚、焼き海老、ちょっと早いサンマの刺身etc、、

あんまり早くたべちゃもったいないんで、ビールをチュッチュ飲みながら
一時間以上かけ、ゆっくり味わい、御馳走に囲まれた楽しい一人飲み会、、、
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お酒大好きの私ですから、まさかこれで、お眠のわけありません、、

              リュックをガサゴソ、、、、、

この後を想定し昼間、銚子のコンビニで買っておいた、おつまみ3品、
セコイ奴とお思いでしょうが、呑兵衛なんてこんなもんですよ、 
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ここからが至福の読書時間、旅行へ来て、静か〜な部屋でビールを
飲みながら、ここで読もうと、とっておいた大好きな浅田次郎の単行本、




            やっぱり私、幸せ者かも、、、、
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         5本目のビールは寝酒、   ま、いっか、、
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さすがに100キロ漕いだ後、ゆっくり風呂に浸かり、その後6時半から
飲み始めれば、いくらなんでも10時は越えられません、、
息苦しさに目を覚ませば、開いたページにおでこを押し付け、コップのビールは
こぼれていました、、

腕時計に目を向ければ11時半、そそくさと後始末をし、再び寝入れば
深い眠り、、  

夜明けにガーガーと鳴く鳥の声に気付き、パッと目を開けると、見知らぬ天井、

             『うっ、やばっ、、どこだここ??』

これ、酔っぱらうほどよくあることで、毎回眠気が一瞬でフッ飛び、目先と体が
コチン、、と固まり、よ〜く、思い巡らし、今の状況が危機的状況でないと分かると
体の力が抜ける、、、、

文字にするのも恥ずかしいですが、今これを読んでる世の私のような奴は、
 ”ウンウン、分かるぞ!!” と同調してくれてるでしょう、、

      ”そうだった、一人で銚子に来てるんだった、、、、”

大きく溜息ついて、また手首に目を向ければ4時をちょっと回ったところ、、
窓の色が、やや黒さが薄れてきてるんで、じゃあちょっと日本一早い日の出を
見ますか、、


                   起きたとこ、、
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                      五分後、、
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                だんだん赤くなってきます、、
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            こりゃ、今日も暑くなるかな?
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              見えてきた、、、
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              この部屋、真東向きだったんだ、、
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きっちり見届けたら再度就寝、、
よく、職人は ”早飯、早糞芸のうち” といいますが、いつでもどこでも瞬時に
眠れ、キリッと起きれる能力も芸のうちで、これは長時間労働ゆえに身に付く
悲しきスキルであり、かのナポレオンの3時間もこれの有効活用でしょう、、




3時間後にキリッと起き朝風呂、また湯気まみれになりながら朝食会場へ、、
朝の御飯は宴会場でとのことなんですが、いやはや、、ビッチリ縦横畳が並ぶ 
柔道場のように広い大広間に入るいなや、ポツンと小さなお膳と座椅子、、、
一言で例えるならズバリ、お城での殿様の食事、、

       あっけにとられて部屋の撮影忘れてしまいました、、、、、

すると嬉しい事に、私の大飯食らいを知っての事かお櫃には御飯が山盛り
入ってるじゃないですか、、    それに加えこの美しいオカズ、、

旨い、旨い!! 朝から煮たての湯気立つキンメ食べれるなんて、、、
もちろん完食、残ったものは、、

○サバの小骨、、
○キンメの骨と目玉の中心
○梅干しの種、

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部屋に戻りテレビをつければ、いつもの小倉智明、彼の顔が視界に入ると
一日が始まる合図、、      そんじゃ、帰りますか!



名残惜しむよう再度、犬吠埼灯台を眺めてUターン、

そんなことより、吹いてる風、これ南西の風じゃないですか、、、
おまけに日差しも、力強く降り注いじゃって、、  紫外線含有率高そう、、、

冒頭の ”2大ろくなもんじゃない” が、で〜んと腕組みし、大股開いて
帰り道をふさぎ、行く手を阻んでいるような気がします、、

           さ、て、と、、、      どうしよ、、
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                 じゃ、こうしますか、、
                      ↓↓















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こんな事もあろうかとサドルバックの中には、いつでも輪行袋が入っています。
冒頭の日焼けと向かい風を避けるためです、、、


                なんと気分のいいこと!





あたりまえですが、ここまでは紫外線は届かないし、
日焼けの心配もありません、

ウエンツ瑛士とまでとはいいませんが少しでも黒肌を色褪せさせないと、、
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JR銚子駅から成田線で滑河駅まで1時間ちょっと、、、 60キロくらいの短縮、

滑河で組み立てしてると、やっぱり向かい風になりそう、日差しも強烈、、、
でもまあ、ここからだったら家まで30キロほどなんで、のんびり漕いで
2時間ってとこでしょう、、
この時点でまだ11時前なんで、あまり早く着いちゃうと旅行に行った
というより、外泊してきたような気になっちゃうんで、
途中で蕎麦でも食べていきますか、

河内町金江津地区あたり、
ちょうどこの上が成田空港滑走路への空の通り道、、
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ここからは昨日と同様、汗を拭き拭きのんびりと一人カラオケで走行、、


今回振り返ってみると神経質なほど日焼けにビビってましたが、
結構中身の濃いサイクリングだったと自分では思っています、、

結果、思い出の地への再訪となったわけですが、本当の事をいうなら、
実は人生を決定づけた場所に、”おい、どうだ24年前の俺!、おまえの
望んでた未来の青写真、現実のものにしたぞ!!” と、過去の自分に
報告し、海風に吹かれながら凱旋気分を味わい感動したかったんですが、
実際のとこ、そんなもんよりキンメの刺身やイワシのフライのほうが
よっぽど感動しました、、   感涙モノといってもいいでしょう、、、、
これは、爽快感や景色よりも今回のメインは味覚だったという締めくくりです。


そして冒頭での ”2大ろくなもんじゃない” についての長々とした説明、、
所々にチクチクと税金への文句、、それだけ日々悩まされ、毎回苦しめられて
いるということなんです、、、
今回は何故か、そんな事をぼやいてみたかったんです、、 
次回は、爽やかな内容を約束します。


よって、暑い暑いと汗を拭って自転車漕いでる最中、考えたんですよ、、
次は涼しいとこにしようって、、
残り少ない夏、日帰りだから関東近辺になりますが、せめて標高千メートル
以上のとこへしようと、、、  紫外線も少なく、風もそよ風のとこに、、





    上高地か奥日光か谷川岳、、   よし! このどこかにしよ、、







| 店長の休日 | 20:36 | comments(2) | -

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| - | 20:36 | - | -
コメント
金目鯛・・・うまそうだな!
六実のまずいカツオ&馬肉とは、
おおちがいだね〜・・・・。

海きれいだな〜!
行きたいなあ。

meyより。
| だんでらいおん | 2012/08/28 2:03 AM |
だんでらいおん様

いつも一人で行っているので連れていって〜
と言えば喜んで連れて行ってくれると思いますよ〜!
あっ、自転車じゃないと置いていかれます(゚ロ゚)
| 富士理容館 | 2012/08/31 4:46 PM |
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