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日光サイクリング





前回ブログで輪行予定の候補、上高地、奥日光、谷川岳と3つ挙げましたが、
走行環境、混雑度、現地滞在時間等を考えると、すんなり奥日光となりました。

私にとって日光とは第二の筑波山みたいなもんで、地図も持たずに
自転車担ぎ、フラリ訪れその日の気分や風向き次第で右や左に進路をとる
ような、まあ簡単に言うなら、いつでも来れる隣町感覚のような場所なんです。
ですからサイクリングをするにも、あれだけ大汗流し張り切っていろは坂も
今では単なる中禅寺湖への通り道としての存在となってしまい、横着にも
バスで通過してしまう事の方が多くなってしまいました、、、  

とはいえ、飽きたのかといえば、とんでもない、、 
夏の間、湖、湿原、山並み、、ここほど季節の移ろいを週単位で
コマ送りできる高原地帯は関東でも珍しく、空気も涼しく透明で、
御飯も旨い、、、
出来る事なら毎週でも行きたいほどのエリアです、、
それに加え観光名勝も数多く、荘厳極めた輪王寺東照宮や
澄み切った大谷川、華厳の滝に神橋、、、子供連れで行くならば
日光江戸村や猿軍団、大笹牧、場東武ワールドスクウェア、、 

もう、これだけ並べられちゃうと悔しいですが我が茨城完敗、、 
        つまり日光には実力があるんです、、
それだけ飛び抜けて素晴らしいからこそ世界遺産にまで認定されたんでしょう。

そこで今回は何度も来ている日光がどれほどいいところなのか、
いったい床屋の店長は日光のどの辺をウロウロしているのか、
余すことなく教えましょう。

そしてこれから山々が紅に染まる季節、日光へ輪行に行こうと
”日光 自転車” や、”日光 サイクリング” ”日光 輪行” 等で検索し
、このページにひっかかってしまい読み初めているサイクリストのあなた、、 
必死こいて自転車漕ぐのはいつものコースだけにしといて、奥日光へ行った
なら心身共に自然に溶け込むファンタジックな休日で心の洗濯でもしませんか?




                      では出発、、、










8月にもなると4時半近くにならないと明るくなりません、
輪行へ行く前日は仕事中に出かける準備を完璧に終わらせ、
8時に強制睡眠、この日ばっかりは晩酌も晩御飯も抜きです。
そして翌朝3時半に起き、トイレで私物パソコンを立ちあげ
30分程ふんばりながら主要なもののチェック、、

新聞を持ち込むと家人が怒り狂うのは、どこの家でも同じようです、、、
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いつもの4時35分取手発、
この朝、暇つぶしによくよく車内を見廻してみると、
あることに気が付いたんです

あれぇ、年配の方ばっかり、、 60歳はゆうに越してる、なんというか、ズバリ
言うなら、競輪場によくいるような服装のような人達です?
さすがにこの電車だと大手町や新橋には5時半には着いちゃうんで、
サラリーマン風の人はいません、 

       ではいったいこの人達どこに行くんだろ、、、? 
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北千住で5時15分の新栃木行きに乗り換え、、、

日光方面へ行く場合、新栃木での乗り換えになると
ホームをまたがなければならないので、
手前の栃木駅での乗り換えをお勧めします。
始発なので好きなBOX席に座れる率高いんですよ、、

毎回山が見える左側後方を確保、ここから1時間あまり、 
まずはサンダルを脱ぎ足を伸ばし耳にイヤホン差し込み、
90年代懐メロでフンフン♪


いつも鹿沼の手前あたりで朝御飯、ここから5時間は食べられないんで、
しっかり食べとかないと、、       結構楽しみな時間です。
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東武日光駅に7時37分着、7時50分あたりの湯本行きのバスに乗り、
のんびり車窓からの景色を楽しみます、、

”なんだよ、こいつ、バスかよぉ〜、、” と、お思いのサイクリストのあなた、
日光での自転車のメインは、中禅寺湖あたりからです、 
いろは坂の登坂って上り終えると以外や以外、 
『なんだ、こんなもんかよ、、』 って皆、思うんです、
いろは坂を自転車で上ったというと、大体の人が凄い凄い!と言いますが、
(特に年配の方) これはまだ、いろは坂が対面通行の頃の印象が
あるからなんです。 
新しいこの上り専用の第2いろは坂は平均勾配は5%ほどで、
非力な私でも道路に足を着かず一気に明智平まで行けます、 
それに対し下り専用の第一いろは坂は半端ないですよ、崖下りのようです
そんなもんだから、いろは坂に飽きたら中善寺温泉まではバスでの
時間短縮がお勧めです。
バスだとそこまで30分ちょっと、たとえ武田豊樹の捲くりでも、
ドーピング直後のランス・アームストロングでもバスにはかないません、

            浮いた時間を奥日光で使いましょう、、
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中禅寺温泉を過ぎ二荒山神社の前あたり、
いつもここはリュックを背負った多くの人達がぞろぞろ降りていきます。 
この停留所を利用する方達は湖畔を歩くハイカーではなく
日光男体山を登る登山者がほとんどで、
やはり日光で登山となれば男体山か白根山でしょう、、

冬の晴れた朝には白く雪を被った日光の山並みの中でもこの二つは、
ひときわ抜けた存在で、両山の勇壮な頂は龍ヶ崎からでも望めます。
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竜頭の滝も過ぎれば戦場ヶ原はすぐそこ、赤沼というバス停で下車、
ここがそのバス停前です。 この写真の景色私は大好きで、
ここへ降り立ち、この深みのある紺碧の空を背負った山々が視界に入ると、
極上のサイクリングが始まるスタートフラッグみたいなもんにおもえ、
これから始まる夏の一日に期待を募らせ胸が高鳴るプチ興奮状態の中、
シャッターを切らずにいられません。

ということで速攻で自転車を組み立て、この景色とは反対方面に走り始めます、
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300m程先、進行方向右側に進入車を阻む頑強なゲートが現れますが、
注意書きを見ると歩行者と自転車はOKとのこと、、
ここからは環境保護の為、低公害バスしか入れません。

しかしながら、いつもここを走りながら思うんですが、
環境保護は建前で実際は、この道路幅が進入禁止になった本当の理由
なんじゃないかと推測します、、
だってこの道幅だとバスと正対したら完璧に、お見合い状態となり、
タチの悪い車だったら、やれ下がれ、もっと端よれだの
対面トラブルが絶えなかったんじゃないかと思うんですよ、
それに、自家用車での移動が出来るとなると、
この先の景観をもって思うに、撮影機材やコンロ、食材の持ち込み、
禁止されてる釣りをする者、、はたまたペットの排泄物の問題、、、
まだまだあったはずです、

ま、いずれにせよそんな問題が数々あり、管理側の人がどうにもこうにも
頭に来て、カッカと熱くなり考え抜いた結果、   
『あっ、そうだ、便利な言葉があったわ!』  というわけで、   
  ”環境保護の観点から考えうるに、、、、”  と、なり、追い出し決定、、


とんだ憶測かもしれませんが、実際、物事なんてその時の単純な感情で
方向が決まっちゃうって事、多いですもん、、 いや、半分以上はそうかも、、

何はともあれ、現代において環境保護の為との言葉が出てしまうと、
相当に肝の座ったへそ曲がりや悪党でない限り、私達一般人にとっては
絶対に抗えぬ強制力を帯びた印籠を突きつけられたようなもんで、
順守するほかありません、、

そのおかげでハイカーとサイクリストにとってはナイスな環境が
転がりこんできたわけなので、
個人的には栃木県の英断に拍手を送りたい気持ちです。
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そんなこと考えながら、朝の陽射し差し込む白樺林の中を、
高原の乾いた空気をハアハア吸い込んでは吐く有酸素呼吸になるほど
スピードを出してしまいます、、  
その理由はなんといっても朝一電車とバスで赤沼まで来て
低公害バスに乗り換え、今まさにこちらへ向かってる人よりも
早くそこに辿り着きたいたいからなんです。

ああ、そういえばまだ行く先を書いてませんでした、
この時間、こんな天気のいい日、大勢の観光客やハイカーを乗せたバスが
到着する前にそこに行き着くことができれば、誰一人いないその場所で
極上の時間を味わえる、私にとってはとびきりの場所なんです、、


その場所とは、マイカー規制のはいってる道を鉄のゲートから約9キロ走ると
突き当たる中禅寺湖の西端、千手が浜という湖畔なんです。
ここはクリンソウの群生地で有名なんですが、それは6〜7月位までのことで
8月にもなるとグッと人出も減ってくるんです、とはいっても低公害バスは、
なぜかいつもすし詰め状態ですが、、

その千手ガ浜、位置的には湖の西端にあたり、当然正面は東となります、 
となると、朝のうちだと昇る朝陽と向かい合うことになり、快晴の朝だと
これが湖面に反射し目を細めるほどで、左正面に男体山、右には半月山、
真正面には華厳渓谷から昇る太陽、、、 
運が良ければほんの少しの間ですが眼前に荘厳で神々しい山々と
光輝く湖を視界いっぱいに収め、
息が止まる程素晴らしいひと時を過ごせるんです、、

それともう一つ、そこから20分位山道を歩くと、小さな湖ですが 
”西ノ湖” なる静か〜〜な湖があるんです、、
前々回ブログの八ヶ岳白駒池ほど大自然さは無いですが、いつ行っても
誰もおらず、湖とはいえ実際は深い森の中の大きな池
と、表現したほうがピッタリの落ち着ける秘密の場所です。

この2つは自分の中で日光輪行の定番セットになっており、
戦場ヶ原や湯ノ湖へ行っても、ここに来ずして奥日光は語れない、
といってもいいでしょう、、
そういう理由でフンフン荒息吐きながら、ペダル回して9キロの道のりを
いつも目標30分(峠が一つあります)と設定してますが、
未だにクリアしていません、、



なぜなら途中に、こんな綺麗な湿原があるから、いつも見入っちゃうんです。
ここは小田代ヶ原といい、戦場ヶ原と並ぶ奥日光の有名湿原で、
スゴイことに平成17年に国際条約のラムサール条約に登録され、
それにより国をあげての保護体制が敷かれており、
夏の間は小学校の修学旅行生とハイカーで賑わう人気の高層湿原なんです。
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9時じゃ、まだ人もパラパラだ、、


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この道はバスだけ通るサイクリンクロードみたいなもんで、9キロだと歩くには
ちょと長いので、ほぼ低公害バスで来られる人達ばかりです。





    それにしても前回の銚子に比べると、なんと涼しいことか、、、
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はい、ここが中禅寺湖の西端、千手が浜、この日は結構良い天気なんですが、
湖面に反射する朝陽の光り具合はイマイチ、、、

うろ覚えですが、私も小学6年春の修学旅行で遊覧船に乗り、この船着場へ
降り立ち、行軍隊のよう2列で森の中を湯元へと行進した思い出があります、、





         けれどこの美景観、何回来ても素晴らしい、、
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地上5センチからの画像、、

和かな風のせいでしょうか、湖面の静かさが伝わっていると思います、、、
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あららら、、 誰だか湖に入って歩いたお馬鹿がいたようです、、、

       ん、、? でもまてよ、、 

この風景背負って逆光の強い状態で、スソを持ち上げ、水辺を歩く
子供か女性(美人限定)にシャッター切ったら、いい一枚かも、、、
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日光駅7時35分着の電車(日光行き一番電車)の人達は今頃赤沼で
低公害バスに乗り換えなので、まだ小田代あたりでしょう、

               自転車乗りで良かった、、、
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      さ、て、と、、、  賑やかになる前に引き返しますか、、

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千手が浜を背にし、1キロほど戻ると左に西ノ湖への入口看板があり、
自転車を降り、次は山ハイキングです。
山とはいえ、ここは勾配はほぼ無いのでウォーキングといった方が妥当しょう。

ビンディングペダル装着のサイクリストはサンダルをお忘れなく、

     靴ではなくサンダルです、理由は次の写真で、、、
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ほどなくすると冷たさが伝わってくるような清流に架かる赤橋が現れます、
この橋、渡ってる途中、歩みに合わせユラユラ揺れます。

このあたり、日光周辺の川は驚くほど綺麗で、サンダルでくるぶし位まで
入るだけでも気持ちも体にも心地良いクールダウンになります。

ただし浸かるのは、くるぶしまでにしましょう、、
川の流れってのは想像以上に力強く、調子込んで膝辺りまで入ると
真面目な話、バランス崩しオットットとなり、手を着く手頃な岩が見当たらないと
両手を川底ドボン、、、   シャツ前面はビショビショ、  

              これ鉄板パターンなので、、、、
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20分ほど歩くと樹々の隙間から湖面が見えてくと西ノ湖はすぐそこ、、
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着いてみると、人工的に施したものが全く無く、あるとすればこの看板くらい、、
見事なまでに原型をとどめた自然の湖(池?)です、、
説明書きを読むと、流れ込む川が無いので渇水時はほんの僅かな水たまり
になり、逆に水位が上がると周辺の森林を水没させてしまうほど姿が変わる
そうです、

だとすると台風後などは避けたほうがいいでしょう、、  


            というより辿り着けないか、、


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水面に山肌の緑が写るほど静かな湖、
ここで20分近くボ〜ッと過ごしましたがハイカーの一人すら会いませんでした、


    耳に入ってくるのは遠くからの鳥のさえずりと微かな風の音だけ、、
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私なんかは、幸いにもほどよい田舎に住んでいるせいか、都会の雑踏や
混雑、他人のモラルに対してのイライラ等とは縁が薄いので、生活環境や
労働環境が生み出すストレスはそんなにも感じません、
とは言ってもはみても全く感じないというわけではなく、ほんの少し、
ミジンコ程度のストレスは腹に抱えています、、

そんな私でも、どういう訳かいつもここ誰もいない西ノ湖へ来て深呼吸すると、
その微々たるストレスすら、シュワ〜ッ、っと音を立て昇華していくよう消えて
いっちゃうんですよ、これけっして大げさじゃなくホントの話、、
そしてその後、爽快な開放感を感じ、まるで背中に羽が生えたような躁状態
で嬉しくなってしまう、、ことさらこんな天気のいい日はもうMAX、、、

    ここはストレス中和作用のある精神世界遺産でもあります。
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20分で気分はスッキリ、、




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じゃ、戻りますか、、
来た道を、ザッ、ザッと音立て、さて、小田代の湿原でも寄ろうか寄るまいか?
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いやいや、これじゃあ単なるハイキングになってしまうんで、午後の部は
軽く汗でも流しますか、

   この時点でもう11時も過ぎていたんで早めにもどらないと、、
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ちょっとだけ撮影、、
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この周り徒歩で約40分で一周ですかね、、

綺麗な木道が整備され、とっても散策しやすいコースとなっており、
後ろ髪引かれる思いでここを後にしました。

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竜頭の滝、  滝上からの一枚、皆ここから写真撮りたいもんだから混む混む、、
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右手に中禅寺湖を望み華厳の滝方面へ進みます、
このあたりでいつも腹が減って、腹が減って、、
どうせならいい想い出にと金谷ホテルで昼食でもと思うも、
まさかそんな贅沢は妄想止まりにしておいてます、、

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ここからが中禅寺温泉、実はこの近くの遊覧船乗り場の真ん前に
とても有名なトンカツ屋、浅井精肉店があります。

このお店、日光を走るサイクリストの空腹をガッツリ満たす有名店で、
筑波山でいえばミックスホルモンの丸多屋みたいな
自転車野郎御用達店なんです、、  

料理はというと、私が頼んだロースカツ定食には、王将の
餃子定食のように、トンカツが平気な顔して2枚も乗っかっており、
御飯も2杯まで無料、(大盛り可) 店内は清潔を極め、
愛想の良さも世界遺産級、、、
そのためか、いつも混んでおり、入り口横の、お待ち専用ベンチすら
空いているのを見た事がないほどです、、

私も一度しか食べた事はないですが、料理写真を撮れる余裕も
ないほどにお客さん皆無言で、
ただひたすら黙々サクサクと食を進めてるんです、、
皆、並んでる人達に気を使っているのか、それとも大腹減りなのか、
その姿はまるで修行僧の食事を思わせるような粛々としたものでした。
そんな空気の中でもいいから食べたい、、 
そう思わせるほどの店なんでしょう、
(注、お昼のラーメン二郎のような殺伐とした空気ではありません、、)
これを読んでるサイクリストのあなた、日光ライドと浅井精肉店は、
健康ランドとビールの関係のようなものなので、
     ”ここのトンカツが食べたいから、いろは坂を上るんだ、” 
こんな食いしん坊自転車野郎が憧れるボリュームにまみれた美味なる
カロリーの塊、そんなとこなんです、、、



しかしながら、こんなこと書いてるくせして、この日、行かないんですよ、、
浅井精肉店は日光初心者の行く店で、日光の奥義を会得した私の胃袋を
満たす聖なる昼食??、

     もっともっとディープでマニアックな食堂があるんです。

紹介しましょ、、      ただし、いろは坂を下らないと行きつけません、、
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大鳥居を過ぎ、華厳の滝もスルーして、その食堂へ向かいます、

冒頭で書いた崖を下るが如くの第一いろは坂を下っていくんですが、
もう、手が痺れる位ブレーキを握ってないと暴走しちゃうんで、
下り終えた時は指腹に赤い線を引いたようにブレーキ跡が残ります、
ここはたかだか6キロしかありませんが、前面につんのめるような恰好で
下りるわけですから自己の経験からいうと
乗鞍エコーライン畳平からの20キロの下りより神経使います、、、、
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山の先に見えるのは日光市街かな?

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途中2本の滝、日光は華厳の滝ばかり有名ですが、華厳とはお釈迦様が
説いた華厳経からきてるとのことなんです。
ガイドブックによれば、説いた順番が華厳、阿含、方等、般若、、

華厳の滝の写真はありませんが、いろは坂の途中この写真、
右が方等の滝、左が般若の滝、、、  

       きっと徳川家光は信心深い人だったんでしょう、、

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さて、いろは坂も下り終え足尾へとの分岐点へさしかかる手前
左へと曲がればそこは日光市清滝、有名なものは ”やしおの湯” 
”清滝インター” そして日光の経済を潤す ”古河電工” 

目指す食堂はこの古河電工入り口の並びの郵便局正面の細〜い路地を
入って20m先の ”中華料理香楽” 
こことってもわかりずらい店で、同じ商売人の私ですら、いくらなんでも
この場所での出店は自爆行為と言い切れるようなもので、
よほど自信と実力がないと、やっていけない立地といっていいでしょう、、

ところが初めて来た時、客さんでいっぱい、、、なんで?どうして? 
ってほど繁盛してたんです。  きっと大きな工場が目の前にあるので
その恩恵を受けての盛況と推測したんですが、
           いや違う、実力があったんです、、

そもそもここは富士理容館のお客さんから教わったお店で、技術中に
浅井精肉店のトンカツのボリュームと素晴らしさをその方へ
滔々と語っていたら、

『フッ、マスターまだまだ素人だな、、香楽のレバニラ食わずして 
日光の味のピリオドの向こうへ到達してねえなぁ、、、』  

へっ? なんだそのピリオドの向こうってのは?

             というよりも氣志團のファン??

ふ〜ん、じゃ、見せて、いや、味わさせてもらいましょうか、
そのピリオドの向こう側っていうレバニラを、、

というような、いきさつがあって来たみたお店だったんです、、、、 

       えっ? それでどうだったかって?  

やはり地元の人の話は聞くもんです、、美味しくてびっくりしました、、
もう夢中で咀嚼し呑み込むような、”食べた” というより ”喰らった” 
とのほうが正しい表現かもしれません、、  

どうもこれ、レバを小さく切って唐揚げにして、炒めたニラと和え、
ユーリンチー(油淋鶏)のタレのようなものをかけた料理で、
食材は2品しか使っていないんですが本当もの凄く美味い、
腹ペコ状態で食べると武者震いするほど美味い、、
ふ〜ん、こういう調理のしかたもあるんだと驚きの発見です、、
それとやはり日光は気候的には北海道と同等の寒い地方なので、
冷めないようにとの知恵でしょうか、あんかけの麺メニューが多いようです、

そういえば、湯波もあんかけが定番なのもそれが理由なのかな?
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腹も膨れ、一時半過ぎにお店を出、ここからはしばし大汗登坂になります、
ルートは清滝から滝ケ原峠を超え、小来川へ下り古峰原街道を
大芦川に沿って鹿沼までの約45キロ、この滝ケ原峠、清滝側からだと
平均勾配7.5%、獲得標高250mと大したことないですが、
このコースを逆から鹿沼から走破したとなれば、
その者には馬脚勇者の称号を与えてもいいくらいだと思います。




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ククっ!、、くっ!、クワ〜っ!!  ふ〜〜〜〜っ、、、、  ゴクゴク、、、

   7.5%、口で軽いと言うものも、上り始めりゃやっぱり辛い、、
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峠を過ぎ、急坂下り、それも落ち着けば、なだらかな森林コース、
下り勾配なので楽楽、、 

    川のせせらぎと蝉時雨を耳に、心地良い山下りが続きます。
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3時近くが一番暑い時間帯じゃないでしょうか、、
あんまり暑いんで軽くひと休み、、 に、かこつけて川に浸かりに河原へと、、
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夏、ここ滝が原へ来ると川に浸かってクールダウンするのは恒例です。
ここの冷たい川の水にどれほど助けられたことか、、、


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この川の水の冷たさに、この後、実は3年間想いしたためていた大胆な行動を
とうとうやってしまいました、、(写真無し)
これ別に法を犯すような行為ではないんですが、子供達に見られ真似されたら
ちょっとマズイかな、との考えの元、3年間実行には移してなかったんです。
もちろん写真を撮るなんてそんな時間はありませんでした、、

まあ、結果から先に言うと、、、    川で泳いでしまったんです、、

この日、奥日光にいた時は気がつかなかったんですが、山を下るにつれ
湿度とは反対に気温は上がりまくり、35度くらいあったんじゃないでしょうか、、
だからといってそれを理由に泳いだ事実を正当化しようとするつもりでは
ありませんが、もう、顔も腕も流れ落ちる汗でビッショリ、頭はボ〜ッとし、
熱中症という役満に激アツリーチがかかってる状態でした、、

上の写真の場所をとうに過ぎ、2キロくらいの上り山道を終えて、
道が開けたあたりでしょうか、
川幅15メートル位の澄んだ清流が、右手視界に映っています、、
後から調べたら大芦川という川でした。 
またさっきのように足だけでも冷やそうと
河原におりて、腰を下ろし首に巻いたタオルで汗まみれの顔を両手でぬぐい、
一息ついたら目の前に空色の透明な清流、、   

キョロキョロッと周りを見廻すも誰もいない、もちろん民家もなし、、
その瞬間、長い間眠っていた野性的アドベンチャー魂の導火線に火が着き
あっという間に、Tシャツ脱いでサンダル脱いで、もちろん短パン、、、  
そして、、パンツも、、、  その間8秒、、  裸になるのは速いですよ、、
かと言って断じてフルチンではありません。  パット入りのレーサーパンツを
脱いだんであって、かろうじて柄パン一枚をなんとか纏っていました、、

そしてもう一度辺りを見廻し、確認してからそっと岩に手をつき、つま先から、
まるで風呂に入るような、そんな恰好でヘソのあたりまで入ったんです、、  

        『アウ!、ワッ、ワヮヮヮヮワワワワワッ!!!』

唇が小刻みに上下に震え、いきなりサウナの水風呂入ったような、、
そんな冷たさを体皮に感じ、髪を濡らすのはイヤだな、そう意識し、
川下へ顔を向け、冷たな水を胸に感じた時、その時には
もう川底と足先は離れ体は水中に浮いていました、

           ”何十年ぶりだろう川で泳いだのなんて、、、、”

開放感と清涼な流れに包まれる中、流れに沿っての犬掻き泳法から、
指を合わせ大きく横へかき分けるような腕の動きに転じたその時、
非常事態発生!!
柄パンが太腿までズリ下がり、49年物の大きな桃が水面下に出現、、
     ”あらら、こりゃいけね、、   通報されちゃうぞ、、”
慌てて河原に上がると、濡れた柄パンがポコチンに張り付き、絞る前の
台布巾みたいな、くたびれきった布きれのようになってしまっており、
なんだか

    『旦那ぁ、、いい歳こいてヤメようよ、、 こんなこと、、、、、、』

長い間、一緒に過ごした私のパンツが私に対し、そう寂しげに
訴えているような気がし、分かった分かったと、そそくさ体を拭き、
Tシャツを着た後、念入りに周囲を確認してからフルチンになり
レーサーパンツを直に履きました、、

ものの30秒位の童心回帰でしたが、この日一番の楽しかった出来事です。
(私は運良く無事でしたが、こんなバカな事は真似しないで下さい、、)

ところが、その場所を離れ、ものの10分も下流へ自転車を進めると、
キャッキャと大勢の子供達が川に入ってるじゃないですか、、、
後々調べてみると、この大芦川、栃木県で泳げる川では有名でした。

サイクリストのあなた、夏に走るのでしたらサンダルと海パンは持参しましょう、



         というより、これくらいにしときましょう、、
            ↓↓               ↓↓
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川で泳いだというより、広い水風呂で汗を流した気分で出発、
東武線新鹿沼駅を目指して発進したら、これ緩やかな下り坂なもんだから
早い早い、、、 30キロ巡航で4時半に新鹿沼に到着、自転車を分解、
袋にしまい、トイレでシャツと短パンを新しいのに着替え、時刻表を見ると
5分後にスペーシアがあるじゃないですか、、

ってことは6時に北千住に着くということです、、


んん、、、?  あぁ〜〜っ! 冷ったぁぁああ〜い、生ビールが飲みたい!


              そうだ!  海老根君誘ってみよ!!
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『もしもし、海老根? あ、俺、なにやってんだ? 1時間で北千住来れる?』

いつもこういう誘い方ですが、ほぼ100%の確率で彼は来ます、、 

     『あれ、貴ちゃん?うん、いいよ!、行く行く、すぐ出るよ!』

耳に当てたスマホから、明るく弾んだ、嬉しさ溢れた声が飛び込んできます。
毎回ですが、私の誘いをここまで喜んでくれると、こっちも嬉しいもんです、、

『そうか、じゃ、丸井の一階のパチンコ屋の前な、、 遅れんなよ、、 
いやぁよ、俺は出不精じゃないおまえっつう友達がいてくれて、嬉しいよ、、、』

たまには、ねぎらいの言葉も親しき仲での社交辞令です、、  すると、、

『そうだな!食欲も若い時より無くなったし、もう80キロ超えることはないよ!』

『えっ?、、ん?、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、?????、、、、

トホホホ、、、 もう、なんというバカ!  49歳、とってもいい奴なんだけど
マグマみなぎるバカの活火山!!

どうやら海老根君、”出不精” を ”デブ症” という病気だと思っている
みたいです
、、

いちいちそこを指摘、説明するのも通信料の無駄なんで、

『そうだな、、 歳とって太ってても、いい事なんてなんも無いしな、、』

    は〜〜っ、飲む前からバカの片棒担いじゃった、、、、、 

まあ、こういう友情の形も世の中には存在するものなんだと己に言い聞かせ
電話を切りました、、、

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これはけっしてネタなんかではなく、事実に基づいた会話なんです、、

 








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     あっ、筑波山だ!、、  栗橋か古河あたりの車窓風景です、、

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北千住に着き、丸井の前に行ってみると、、、    いるいる!
ありゃ〜、片手にキリン淡麗の500もってるよ、、、
      それもフタ空いちゃってるじゃん、、、

『おう貴ちゃん! 少しでも飲み代安くしようと思って、もう飲んじゃったよ!』

このバカ!そんなもん見れば分かるわ! その気遣いは嬉しいけど、
路上飲酒は人間レベルを表す無作法な行為だぞ、
     もうちょっと良い大人になろうな、海老根よぉ、、、

声に出そうでしたが、彼のつまらん気遣いを否定するのも悪く、溜息で代弁、、

そして輪行袋に荷物を詰め込んで宅急便で送ったら2人ダッシュで飲み屋街、
もうこの時、喉がカサカサになるくらい、それほどに喉が乾いていたんです、、

   『おい海老根、俺、この生、3秒で飲めっから、よく見とけよ!!』

              乾杯〜っ!   ”カチン!!”  

        ”ゴキュ、ゴキュ!ゴ、クッ、!!  プゥハ〜〜!”

           見事3秒!    ドヤ顔で、 

     『どうだ、すげ〜だろ! なんだったらもう一回やってやろうか?』

                  すると、 

 『おいおい貴ちゃんよぉ、いつまでそんな事やってんだよ、、 もうちょっと
  良い大人になろうぜ!』

            『は?、、、、、はい、、、、、、、、、、、』

やはり友情とは、ケンカと同様、同じレベルの間でしか発生しないもんだと
痛感した路上飲酒と生ビールの一気飲みでした、、、、、、、、

IMG_1580.JPG



2軒目は行きつけの ”味の笛” この時点で、お互いドロ酔い状態、、、

この後、海老根君、サワーをわんこ蕎麦並みに飲んで、白目むいてゲロ吐いて、
これ、いつもの終了合図、、、、
来月は一緒に競輪行こうな、って約束し、私は常磐線、彼は白目のまま
京浜東北線と共に消えて行きました、、、
IMG_1586.JPG





こうして、いつもの代わり映えはしないが、中身の濃い日光への輪行も終わり
これを書いている途中、ふと気がつくと、もう秋がひょっこり待っていました、、  

今年の夏は八ヶ岳、銚子、日光3回、、、   牛久沼、数知れず、、、、
十分満足の夏でした。

秋の長雨シーズンになってしまうと自転車も、しばしの休みになりますが
代わりの何かを見つけセッセとキーボード打ちますんで、また来月アクセス
してください、、



































         おまけ、、


                    秋の気配



IMG_1528.JPG







 








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