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偏見からの脱却

 
もう数ヶ月前もの話になります。
当店出入りの道具屋さんと、いつものように雑談していると
妙な話を聞いたのです。
長い間、この仕事に携わっている私にしてみれば、なんだか、
とっても 考えさせられてしまような話を、、、。



今の世の中、インターネットが情報の宝庫であるというのは確かなことであり、
他店のHP等を拝見させてもらうと、とても勉強になります。
それこそ今や、私にとっては、ハサミやクシに匹敵するほどの必須ツールでもあります。 
しかし、そこから得られる情報は発信及び閲覧できる人達だけに
限られるもので、自論ではありますが、我々の業界は、昔から進取の精神
に乏しいというのか、未だにマウスにすら触れたことも無いという
アナログ人間の比率が極めて高い業界であり、
実は今でも口伝いのほうがホットな話題を収集できるという
まさに、昭和の生き残り集団のようなものなのであります。

そこで、数々のお店を回り、商売や世間話をしている道具屋さん達は
実に重宝なもので、お店にいながら有益な結果につながる旬な情報を
商品と共に届けてくれる
いわば、”出張型人間版理容業界ポータルサイト”とでも言いましょうか、
早い話が、情報屋なのです。
       そして、おしゃべりだと尚、よろしいのです。


   

 

まあ、本題にはいりますと、その話の内容というのは、業界の剃刀事情で
情報屋曰く、 最近の大衆理容店(20〜30分で1800円位のお店)では
顔剃り時に、安全剃刀でシェービングをするところが増えてきている
との事なのです。
その話を聞いて返した言葉が
    『ふ〜ん、じゃあ、そのうち、電気剃刀に、なんじゃねえの?』
胸のなかでは、”またこいつ、くっだらねえ事、言い始めたよ”
その気持ちを変換すると、上記のような返事になっていました。

ところが、唾を飛ばしながら身振り手振りでの彼の説明は、私の空返事を
打ち消すような熱いもので、どうも、まんざら冗談ではなさそうです。
そりゃそうです、そういう情報を提供するのも彼らの仕事なんだし、、、

 『本当の話?』  聞き返すと、

 『店長〜〜〜っ、今は、そういう時代なのよぉ、』

  『ほ〜〜っ、それって、手抜きの極み?』 間髪いれず訊ねると、
   人差し指を立てながら
  『何言ってんの、今は、よっぽど低料金店の方が研究熱心ですよぉ!』
   と、でかい声、 
 その確信に満ちた言葉からして、これはどうもウソでもホラでもなさそうです。
   これには私も、いささか驚きました。

 『えっ、じゃあ、なんだ? 安全剃刀でチャッチャと剃ってお客さんから
お金もらうの?』  要点をついた言葉を返すと、

 『昔と違って最近はゴリゴリ深剃りしてくれっ、つう人はいないしねぇ、』 
  ま、もっともの答え、

とはいえ、T字でなんて、、、。

私にしてみれば、”T字で済ますなんて、そりゃ、お客さんに対する冒涜か、
それとも、技術に対する挑戦か、はたまた、無免許対策か?”
色々な考えが浮かびます。、しかし、 あまり突っ込むと、
    ”じゃあ自分で見てくりゃいいじゃん”
と、なるのも明らかで、ここは言いたい気持ちをグッと押さえ、『ふ〜〜ん』 と、
溜息と鼻息が混ざったような気の抜けきった返事、 
 ”ああ、そうなんだぁ” との仕草でやり過ごしたのです。



しかしまぁ、いくら安いとはいえ、まがりなりにも、有資格者としてのプライド、
と、いうか一生食べていける技術を教え込んでくれた師匠、
見習い時代に流血させた身内や先輩もいたでしょう。
ひょっとしたらお客さんにもいたかもしれません。
本来 手に職がつくまでというのは、たくさんの方たちの善意や協力のもと、
自己修練に励み、その結果、習得できるものであり、そして、その身につけた
技術を実践し続けていく事が支えてくれた方達に対する恩返しでもあると
信じます。
ところが、その習得した宝を放棄し、素人と、なんらかわりない技術で
お金を頂くを生業とするならば、それは協力者達に対する信義に背く、
背信行為といえましょう。
      ”けしからん”の文字が頭をよぎりました。



ともあれ、その安全剃刀の実物を見たく、いてもたってもいられなくなり
その日の夕方、仕事を抜け出し、買いに走りました。 
間違いなく経費で落ちるものですが、領収書を切ってもらわなかったのは
職場で必要な物として受け入れたくない気持ちの表れだったのかも
しれません。


これがその剃刃  なにやら、本体にモーターが付いてるようです。
刃も5枚並んで、まるでブラインドのよう。極めつけは
    ”80%以上の人がヒリヒリしない”
ほんとかなあ、、、。  松坂の微笑はおまけというところでしょうか。

      5枚



まあ、ここで話のついでに剃刀の歴史でもお教えしましょう。

そもそも、剃刀の歴史は古く、昔々、大化の改新よりもさらに昔、
中国から仏教が伝来した時、仏像や仏具等と一緒に
お坊さんの剃髪用の刃物として伝わったのが最初で、それがいつからか
髭や月代(お侍さんのちょんまげ頭) を剃るものとなり、
長い年月をかけて進化し、現在の形になったといわれています。
けれど、いまから30年位前、B型及びC型肝炎ウィルスが血液を
介して感染するという事がはっきりしてからは、
ほぼすべての床屋さんでは使い捨ての替刃式に移行していきました。
(壁にぶらさがっていた太いベルトをヘソにあて剃刀の刃先を
ピタピタやらなくなったのはそういう理由があるからなのです。)
私のインターン時代(昭和58年ごろ)HIVが社会問題となった時などは、
それこそお客さんから  ”消毒したか!、刃を替えろ!”
 しょっちゅう言われていました。 ハイハイ返事をしつつも心の中では、
”そんな心配だったら、なにも床屋で剃らずに家帰って自分専用の剃刀
で剃ったほうが安心なのに、小心者だなぁ”  そんなことを考えながらも
その剃刀でビクビクしながら自分の髭を剃っていた私も、筋金入りの
小心者でした。

横道にそれましたが、一枚刃の西洋式剃刀が主流の頃、使い慣れない
人にとっては、切った、引っかけたは、しょっちゅうのことだったようです。
そこで登場したのが、安全剃刀です。
しかし、当初は、そう安全ともいえなかったようです。
けれどもそからがすごかった。一枚刃から二枚刃へ、
固定方から首振り式へ、 水溶性スムーサー装着、
横ずれ防止のガード機能、 そして摩擦軽減モーター付5枚刃、
これ以上の進化は、ありうるのか、とすらおもいます。




話を戻します。  買ってきた剃刀を誰もいない店内で、箱を開け
掌にのせ重さの確認、上下左右から触れ、素材と構造を解明、
次に爪楊枝をひっかけ対皮角度を調べ、それから壊れるくらい力を加え
安全性を見るのも重要なポイントです。
そして、やはり最後は自分で使ってみないことには、評価も感想も
出せません。

安全剃刀を使うのなんて何年ぶりでしょうか。使い方も知らないのに、
正直、その時は、”よしよし、一丁、専門家がみてあげよう”位、
のぼせ上がった増上慢がいました。 そして、タオルで顔を温め
粉石鹸を髭にたて、大きく頬の上を滑らせ順剃り、  感想?
        ”まあ、こんなもんでしょ”   
ところが、 逆剃りを2〜3回した瞬間、まさに、その瞬間、
まるで足元を切り崩されるような危機感を感じたのです。 
その危機感とは、ほかならぬこの安全剃刀が私達の業界を脅かす存在に
なるのではないのかとの思いです。
それは、髭の生えている方向がしっかり確認できる位の技術があれば
半人前でもなんとかなりそうな理由と、刃が5枚あるぶん、対皮角度を
抑えてるとはいえ、1ストロークで1枚刃の5回分の作業をこなす訳で
時間短縮にもなり、また、その対皮角度ゆえ、痛みの軽減にもなるとの
個人見解です。
 (ここで断っておきますが、私はけっしてジレットの回し者ではありません)
道具屋が言っていてたよう、たしかに今は深剃りする方は大幅に減っています。
その反面、”ふだん剃れないところだけ”とか”顔剃りはいらない”という方は
右肩上がりに増えています。 その理由は、安全剃刀の性能の向上により
私達との技術の差が確実に縮まっているのではないかと考えてしまいます。
はっきりと検証はできませんが、ここ20〜30年、理容室での顔剃り技術が
向上したとは思えません。 むしろ、お客さんの絶対数が減った今のほうが
退化しているのではないか、とさえ感じています。
と、なると大衆理容店は、そこを考え、いかにして20〜30分の中で
全般技術を凝縮させ金額に見合う価値を創りだしていくにはとの答えが
この安全剃刀だったのではないでしょうか。
おおげさな表現かもしれませんが、劣悪な労働環境のもと習得した
私達の宝ともいえる剃刀技術が今、まさに淘汰されんとする時なのかと
感じてしまいました。

例えた話ですと、
戦国時代、あまりの強さに、あの徳川家康すら震えあがらせた一騎当千
ともいえた勇猛果敢な武田騎馬隊。
一人一人の戦闘能力は、まさに千人に値するほどの最強軍団であったにもかかわらず、長篠の戦いで織田信長率いる鉄砲隊の三段撃ちにコテンパンにやられ、敗れてしまいました。
そしてその最強騎馬隊を蹴散らしたのは、何となんの武芸も持ち得ない足軽集団だったのです。
なぜか?  答えは簡単、 足軽には鉄砲という優れた武器があったからです。

140年前、薩摩、長州がなぜ幕府を倒せたか?
薩長のほうが根性があったからじゃないんです。
それは、戦国時代さながらの鎧・兜で身を固めていた幕府軍に対し
薩長は軽装で最新の銃を携え縦横無尽に動きまくれたからなんです。
そもそも薩長は刀を持って戦うという発想は、なかったとおもいます。
火器の浸透率の高さと、優れたものは即採用するという姿勢が
勝利の要因だったようです。



そう考えてみると、”安全剃刀での仕事イコール手抜き”
という自身の先入観は改めなければならないのではないのかと思い始め
その日から閉店後の一人研究が始まりました。
晩酌なんかしている場合じゃないと思ったのは
大損こいた株式投資研究以来の事で
スイッチの入った向学心は煩悩をも凌駕していました。

しかしそこはやはり一人、どうにも、こうにも解決できない疑問に試行錯誤の
夜が続きます。顔に泡をたてて剃ると、泡がうまく刃に付かず、
どう処理すればいいんだろう、せっかくのスムーサーをうまく利用する
方法はないのか? 持ち方は? 立ち位置は?
イライラして剃刀をブン投げようとした時、
すべてを解決する方法を思いつきました。

  ”なんで、こんな事に気づかなかったんだよ、
    大衆理容店に行きゃあいいんじゃん!” 

            あっけない解答でした。



後日、無精ひげを伸ばし、くたびれきった格好で、
とある政令指定都市の駅に隣接する大衆理容店を訪れました。 
入口から首を伸ばし中を覗き込むと、凄い大繁盛。 午後3時過ぎ
といえば、とても暇な時間帯なものですが、、、。  
妬ましい×羨ましいの2乗、という数式がぴったりです。
そして、入口ドアを押しました。    ”チリン” 
涼しい鈴の音、 一呼吸後    『ああ、いらっしゃいませ。』
四台並んだ椅子の一番手前の店長らしき人がボソボソと横目で挨拶
(全員技術者のお店は、だいたい入口に一番近い人が店長なのです。)
首を回さず、会釈をせず、横目だけの挨拶は、
”来ていただいてありがとうございます!” との気持ちとは
あまりにかけ離れた態度の表れで、あまりいい気分はしません。
胸の中で、”ダメだろがぁ、この積み重ねが、必ず失客とスタッフの
怠惰な態度に直結するよ!”  20年前に経験済みの私が言うんだから
間違いないんです。  ま、おおきなお世話ですが、
そして、長椅子のあいているスペースにお尻をねじ込み店内を見渡します。
私は元来、とてもセコイ奴で、口には出しませんが、
他人の店舗の償却や家賃、経費を、勝手に予想しては損益分岐点を出し
これまた勝手に人の利益を頭に浮かべ、金勘定ばかりして待ち時間を過ごす
ケチな妄想癖があるのです。
  
ほどなくして、本村弁護士風の若いスタッフに席に通されました。
 どうやら彼が担当のようです。
(ここでの技術の内容に関しては割愛させてもらいます。)
散髪中、タイミング良く隣のボソボソ店長が顔剃りにはいりました、
大チャンスです。  鏡越しに彼の右手に両眼張り付き、目で追いまくり、
その3分後、   ああ、なるほど、この手があったか!
コロンブスの卵というより、もう全く基本概念自体が全然違います。
ひょっとしたら、、こんな時間に、あんなにもお客さんが集まるのは、
この合理性が叶えた低料金を求めてきてるものだと感じました。
というか、全くその理由以外は考えられません。

疑問解決すれば気は軽いもんです、本村に、
『床屋さんになるのって大変なんですか?』 『鋏の素材って何なんですか?』
もう、おとぼけモード全開、
往復4時間と焼き鳥30本分の交通費かけて来たのですから、
少しは楽しまさせてもらわないと、いろいろ質問をし、返ってくる言葉を楽しむ
性格悪悪モードも全開でした。
ところが、最後に 『床屋さんの剃刀使わないんですか?』
来店の核心をついた問いに、
『このほうが早いし、安全だし、血もにじまないんですよ。』 
確かに顔を剃っていた時間は2分位でしたし、
安全も対皮角度も実証済みです。
『あと、皮膚にも抵抗が少なく、お客様の為にもこれを使ってるんですよ。』 
いろいろ訊いても丁寧な言葉で返してくれます。
ひん曲がった私の性格とは違い、発する一言一言に人柄の良さが
にじみ出ていました。

そうして彼の誠実な受け答えを聞いているうち、なんか、だんだんと
ミジメになっていく自分に気がつきました。
いい年こいて至誠を尽くす青年に対し、くだらない問いかけを
してしまった申し訳なさ、 猛烈に湧き上がる自己嫌悪、
安全剃刀を使う事が師匠に対する背信行為だなんて断じた心苦しさ、、、、、


会計をすませ外へでると、すっかり太陽も西へ傾き、
代わりに葉のない樹々を飾り尽くしたブルーの光の下、規則正しく並んだ
色とりどりのパンジーが、陽光の代役をかってでたような風景が
印象的でした。

そして何年ぶりでしょうか、
敗北感と心苦しさで圧し潰されそうな胸中を必死にかばいながら
一刻でも早くこの地を離れたいと思ったのは、
駅前ではしゃぐ高校生の群れを足早にすり抜け
チラシの呼び込みも振り切り、やっとのおもいで電車のシートに腰かけると、
気が抜けながらも鼻で大きく深呼吸し、今日の目的に対する収穫と反省を
頭の中で整理し始めたのです。


収穫は”驚き”というものでした。 
低料金でも利益を出す為に絞り尽くしたシステム、
それに価値を見出し来店する多数のお客さん
剃刀の疑問も、まさか、あんな掟破りが飛び出すなんて、、、

いい例が 回転寿司、昭和の時代、寿司職人の方達は、まさか
軍艦巻きの上にハンバーグやエビフイがのるなんて、
それこそ伝統的和食文化に対する冒涜か挑戦ととらえた人もいたでしょう。
今はハンバーグもエビフライも立派な寿司ネタの一員となっていますが。
まあ、ようするに、サービスする側の固定観念が消費者側の要求により
全く時代遅れの考えになってしまうこともあるのです。
もちろんそれは理髪業界にもあてはまるものです。


そう考えると、我々の業界、今まで考えられないような事だったものが
スタンダード化してしまうのか? さきほど見た驚きのが
将来ありきたりのものになってしまっているのではないか?

結論はここです。  
私達の業界は、個人の能力を高め、生かし、そして脈々と続いた
ノウハウや伝統を頑なに守り、実践し、ここまで成長してきたことは
確かです。 けれど、折からの不況にあえぐこの時代に、
より一層の成長を望むのであれば、 固定観念や先入観にとらわれず
たとえ低料金店といえども、その合理性は素直に学ぶに値するものと
思います。見習う部分はとりいれ、自分の悪いとこは切り捨てる
そうすれば、お客さんの満足の形も今とは随分と違ったものに
なるとおもいます。 けっして、真似をするというのではなく、
物事を考え、判断するうえでの基準や指針の許容量を
もっと広げるという事です。
安全剃刀を使う店は、そのことを私に教えてくれました。 
なによりの収穫です。 そして、27年に及ぶ低料金店に対する
巌のような先入観が溶ろけた夕刻でした。

そして反省の整理です。
まずは、なんといっても、床屋さんに、わかりきった質問を浴びせた
ことです。ちなみに、”床屋さんになるのって大変なんですか?”
の問いに、『この業界、変わった人の巣窟ですから』と、冗談まじりの答え、
床屋業界の偏屈、我儘、サボリん坊、の三冠王の私にしてみれば、
大きく頷いてしまい、正体がバレる寸前でした。
あと, 『下の方だけ切って下さい』
としか言わなかったので本当に、襟足しか切ってもらえませんでした。
これはたとえ同業者でも簡潔には感性は言葉では伝えられない
との学習にもなりました。 普段、カットする側がお客さんに
なってみないと、気付かないものって結構あるもんです。
そしてなによりは、冒頭で、"理容業界は進取の精神に乏しい”だの、
”昭和の生き残りの巣窟”だの、さんざんぱら暴言吐いといて、
結局は、そのチャンピオンが、いまここで、キーボードを叩いてる
ほかならぬ私だったという事実、  反省しています

長文になりましたが、まあ、年をとると人生の中で一番勢いのあった、
一番うまくいってた頃の考えが自分のなかの基準になってしまう
との事を伝えたく綴ったわけです。


    今回はつまらない話ですいませんでした。これが最大の反省です。

        次はもっとワクワクする楽しい話題を写真入りで紹介します。

| 店長の日本一ためにならない話 | 22:03 | comments(0) | -

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